正解
世間を見ていると、皆がある程度揃った答えをするように思える。
どこかで、皆さんは物事には正解があると思っている。
世の中には正解が無い問題も沢山あるだろう。一方で、その人がそれで良いと思えばそれが正解とも言える。
数学の問題には正解がある。ただ、これは正解がある問題しか接していないからだ。答えが出ない問題は沢山あるというか、解ける問題の方が少ない。
一億総評論家なんて言われるが、その時の多勢をもって正解はそっちだ!という風潮。
自分の考えは違っても、そちらに流される。そういう時代が長らく続いていたように思うが、最近はもう一歩進んでしまって、そもそも自分の考えは無く、他の短期的に有望そうな答えを自分の考えと錯覚する。
大変な時代になってしまったような気がする。