浄泉爺のブログ

浄泉爺の考え事を記録します(研究のこと、仏教のこと、教育のこと、ドローンとか)

iRacing という修行

iRacing は修行である。

 

私の宗派は修行はしないのだが、iRacing は少なくとも精神修行の意味合いはある。簡単に説明しよう。

 

前回のブログにも書いたのだけれども、緊張感から来る精神修行が一つ。自分のミスが相手のポイントダウンに繋がる。もちろん自分もポイントダウンする。

 

さらに、他の人がこちらに、恐らく不可抗力的にぶつかってくる事が多々ある。

 

予選をうまく走って、予選2位!よし!

 

スタート直後の第一コーナーで、他の車の位置を考えながら慎重にブレーキング。そこに、ガツンと追突され、そのままグラベルへ。修理してレースに戻っても、ほぼ最下位。

 

なんというか、この怒りに似た感情をどのように制御するか。

 

先日、予選2位からスタートして、自分のミスでコースアウト。予選2位だったということもあり、早くレースに戻りたいという感情が生じ、無理して戻ろうとした。そこに後続車が来て衝突。レースは終わった。

 

私のレースが終わったと同時に、ぶつかってしまった後続車のレースも終わった。iRacing には protest という、他のユーザーの動きに対して抗議する仕組みがあり、その後続車は私を protest してきた。仕方ない事だろう。ただ、こちらとしては、この抗議を受けたという事実に結構な精神的なショックを受けた。相手もそうだったのだろうが。

 

特に私のような初心者クラスではそのような事はよくある。私も他の人のそういった軽率な?動きでレースが終わったことも何度もあり、その都度結構腹が立つ。ただ、まぁ、ゲームだしと思うのだが、先のブログにも書いた自身の腕前を表す数値が変化してしまう。しかも、上げるのは難しいが、下がるのは簡単、例えば他の人が突っ込んできてこちらに全く否が無いとしても数値は下がる。全く否が無いということがあり得るかはこの際置いておこう。

 

だいぶんレースをこなして、緊張感は克服してきた。一方で、怒りについてはあまり無いのだが、ちょっとモチベーションが下がるという事が起きてきた。

 

あーーー

 

といった感じ。なんだろうか、不毛さというか、今までの努力は何だったんだ的な。

 

そういう意味では、iRacing のレースのもようをYouTubeなんかでライブ配信している、人気のレーサーを見ていると、いちいち感情を表に出して叫んでいる。実はこの方がモチベーションを維持しやすいのだろうと思い出した。そもそも、実社会ではある程度感情を押させる工夫して生きている訳で、ゲームこそ感情的になっても良いような。

 

そういうキャラでも無いので、即感情むき出しとは成らないだろうが。

 

ところでおとといの晩、GT3のfixed setup (車体の設定を変更できないレース)ではじめて1位になった。結構数値が上がって喜んでいた。で昨晩も、いくぞ!とレース。予選2位からスタートして1コーナーで追突されほぼ最下位。

 

ちょっとやる気無くしているので、ブログを書くという今日に至る。

 

ところで、1位になったレース。予選1位からで、途中二度ほど抜かれた。後ろに付かれたらあまりブロック等しないので、直ぐに抜いてもらう。ただ、そういう場合、数周以内に抜いた人はスピンする。結果としての1位。

 

私はそもそも今のところ殆ど他の車を抜けないのだけれども、たまたま抜けた場合には同じような事になる。これも、修行の一つであろう。