方言を守る
方言が失われつつある。
長門市にも方言があり、子供の頃は流暢に使っていたと思う。婆ちゃん、爺ちゃんが居たし。
その後、大学から関西に行き、そこでは関西弁が混ざったしゃべりになった。意識していたわけでも無いが、どうしても周りが関西弁だとそうなる。それは良いことだと思って居たが、関西出身の知り合いからは、変な関西弁喋るなと怒られた。こちらとしてはなじもうと思っていたのだが。まぁ、仕方ない。
一方で、長門市のことを考えると、最近移住者も増えているようだし、方言を見直してはどうだろうかと思う。そもそも方言はかなり絶滅しかけている。お年寄りは方言を喋るし、私もある程度は喋る。が、若い人は恐らく標準語に近いしゃべりしかできないだろう。
移住者も標準語でしゃべれば良いというのはそうかもしれない。
ただ、地域の方言で喋られるようになるのは結構重要な事で、地域に馴染んだ感がでる。
また、方言自体、意識して保存しないと絶滅する。
地元もケーブルテレビなんかが、長門市方言講座をしてくれると良いな。年寄りがでてきて、子供にしゃべりかける。子供は方言がわからないので??となる。そこで、その方言の解説が入り、子供も方言で喋る。よくある、第二外国語のテレビ講座のようなハイテンションなのが良いかな。
前から言われていることだろうが、地方都市はその都市の何が魅力かをもう一度考えた方が良い。方言がダサいなんて昔の人の考え方である。そもそもその考え方がダサい。多様性が好まれる時代。方言でもっと発信すべきだと思う。