浄泉爺のブログ

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Kinesis Advantage2 キーボードのその後

Kinesis Advantage2 キーボードを使い始めて三ヶ月程度が経過した。

 

jyousenjii.hatenablog.com

 

その時に上のブログを書いたが、その後の使用感などを紹介したい。

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我が家の Kinesis Advantage2

さて、見た目はかなりビックリする。これでキータイプできるのだろうかといった感じだが、通常のローマ字入力や英文入力においてはあまり不都合は無い。通常のキーボードでキーボードを見る事無くタイピングができる(以前はブラインドタッチと言っていたが、差別用語ということになったようで、最近はタッチ・タイピングと呼ぶようだ)人は、恐らくそれほど困らない。タイピングのミスはかなり多かったが、三ヶ月たってかなり減ったように思う。実際、このキーボードを使って、科研費の書類を書き、幾つか原稿も書き、英語の文章も多少書いた。それらのタスクについてはおおよそ問題が無くなった。今現在、この文章もこのキーボードを使っている。

 

このキーボードにして良かった点。それは肩こりがとても改善したところ。右手と左手の位置が離れているおかげで、肩への負担がかなり減っているように思う。実際、楽だ。肩こり、頭痛が悩みであったので、この点だけでもこのキーボードに替えて良かった。

 

困ったことと言えば、通常のキーボードを使うときにミスタイプが増えたこと。指の位置がどうも一つずれがちで、そのせいでミスタイプを起こす。手の位置が離れ気味になるのだろう。できるだけ、このキーボードを使うようにしている。ただ、次に述べるように、プログラミングについては今のところこのキーボードではイマイチな感じだ。

 

プログラミングにおいては、セミコロンやアンダーバー、ダブルコーテーションやシングルコーテーション、バックスラッシュ、カッコ等の文字をよく使う。それらがどうにも慣れない。それから、エディターでのカーソル移動がやりにくい。vi であればあまり問題無いが、コントロールキーとの組み合わせで使うカーソル移動は結構間違える。文章をうつ場合には、これらはあまりストレスにならないのだが、プログラミング中はこういったことでつまると、少しイライラする。思考が妨げられるというか、そういう感じ。なので、集中してプログラミングをするときには、当面通常キーボードを使っている。キー配置をカスタマイズすれば良いのかもしれないが、それを考えるのが結構おっくう。。

 

以上、肩こり問題にはとても効果的だったが、プログラミングを沢山する状態になると今は困るかんじ。ただ、それももう少しがまんしてつづければ問題なくなるだろうとは思っている。

 

結構な値段がするキーボードだけれども、身体的な不都合が改善するなら安いものだ。後は、プログラミングにおいても、このキーボードですらすらコーディングできるようになれば最高だ。ちなみに、通常キーボードは長年使っているため、一瞬上記の様にタイプミスを多発するが、直ぐになれてすらすら打てるようになる。但し、肩こり等は発生する。